実体顕微鏡


一刻も早く自分の実験の成否を知りたくなるのが研究者というもの。微生物を寒天培地で培養した時に、この顕微鏡で拡大してみれば、そこでコロニーが形成されはじめているかが見える。

酵母だと肉眼でコロニーが見えるのには2日程度かかるが、この顕微鏡のおかげで一日早くコロニーが形成されているかどうか(実験が成功したかどうか)を見ることができるのだ。

・・・まあ「見えた」からといってまだ次の実験に使える訳ではないのだが。そこは、「コロニーができはじめている」というワクワク感を胸に、もう一日我慢するのだ。