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Gap-Repair cloningを使おう!

このページでは、簡便・高効率・安価なDNAクローニング法、Gap-Repair Cloningについて解説します。この手法は従来の制限酵素を用いたクローニングのややこしさをすべて解消する画期的な実験手法です。もし従来の制限酵素を用いたクローニングを行っている方でクロー(苦労)されている方は、まずはぜひこちらをご覧ください。

はじめに

出芽酵母の細胞内では相同組み換えの活性が非常に高く、25bp程度の相同領域があれば相同組み換えがおきてDNA断片が連結されます(正確には「組み換え修復機構」によって連結されます)。この活性を利用して、酵母細胞内で様々なプラスミドのコンストラクトを構築することができます。これを「Gap-Repair Cloning」と呼びます。

酵母を使ったGap-Repair Cloningは低コスト・高効率で、自由度が高く複雑な構造のプラスミドの構築も可能な、非常に便利な手法です。ただ一般の研究者にはあまり知られておらず、また酵母を用いるということで多少敷居が高いと思います。そこで酵母研究者以外の方が酵母のGap-Repair Cloningを導入するかどうかを判断される材料になればと思い、ここに解説をのせることにしました。

#本ページでは、Gap-Repair CloningをGRCと略させていただきます。



GRCの特徴(メリット)


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Last-modified: 2017-08-26 (土) 18:04:22