成果発表/論文発表/ジョンホー論文 の変更点

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出芽酵母のグルコース信号伝達経路における転写と転写後制御の統合~
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これは私が所属していたMark Johnstonの研究室でポスドクをしていた韓国人ポスドクのジョンホーの論文(の1つ)で、それに私の名前を入れてもらったものです。私の論文ではないので内容は解説しませんが、私がMarkのラボに残して来たデータが入っています。

実は私のこれまでやってきた研究テーマというのは、私がその研究室を出た後に全て立ち消えになっており、このように私の残していた仕事を継続して論文にしてくれるというシチュエーションがありませんでした。私としては大変感謝する一方で、自分が直接さわれなくなったデータ(あるいは研究試料)が残っていて、それを後継者が使うという状況に大きな責任を感じるようになりました(実はこの責任意識に気づいたのはMarkのラボを出た後だったのですが)。実際この論文での私のデータの解釈は、私のそれとはちょっと違っています。

これ以外にも私はMarkのラボにデータを残してきたのですが、折に触れて彼はそれを論文にする話を持ち出してきます。論文自体はほぼ完成しているのですが、今のところ彼の納得いくストーリーになっていない様です。これは「Notebook cleaning paper((Markが教えてくれた言葉です。ノートにたまったが、まとまりのないデータをとにかく発表するための論文の意味です。私は当初このデータではストーリーが作れないので論文には出来ないと言ったのですが、Markが「Notebook cleaning paperなんだからストーリーがなくてもいいんだ。とにかくだそう」と言いました。やっとの事で書き上げてMarkに渡すと「ストーリーがないな。」と言われ、結局出せずに今に至っているというわけです。))」なので私としてはさっさと出してしまいたいのですが。

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