近年、地域由来の自然酵母（Natural Yeast）を利用したオリジナル製品としての日本酒、ワイン、ビールが醸造され製品化されています。さらに、学会等においても、酒類製造のための自然酵母利用に関する活発な議論が行われています。この度、特にビール醸造に焦点を当てた自然酵母利用についての研究会を企画しました。この研究会により、ビール製造に関する自然酵母について理解を深め、その有用性を高めるとともに、自然酵母の持つ興味深い特性の研究を通じた基礎研究の発展に貢献します。

講演内容：

開催日時
2024年12月21日（土）
研究会：13:30~16:45（招待講演者5名による講演会および総合討論）
懇親会：17:00~19:00

会場
研究会：岡山大学津島キャンパス農学部Ⅲ号館4階多目的室
懇親会：岡山大学生協ピーチユニオン
交通アクセス 研究会会場：W6、懇親会会場：E1

参加をご希望の方は、以下のフォームからお申し込みください。
（申込期限　2024年 12 月 12日（木）　17:00まで）
https://forms.gle/wUMssRQUGn3k1XwH9

講演1「奈良オリジナル酵母の分離・育種とクラフトビール醸造への応用」
奈良先端科学技術大学院大学研究推進機構・特任教授・高木博史

講演2「岡山県産野生酵母による地域性豊かなクラフトビールの開発」
岡山県立大学教授保健福祉学部・教授 田中晃一

講演3「静岡産酵母を用いた酒類の醸造と新しい発酵製品開発」
静岡大学教授農学部 ・教授　木村洋子

講演4 宮下酒造の総合酒類メーカーとしての歩みと、ビール造り
宮下酒造株式会社・製造部 ビール醸造課・係長 吉田良平

講演5「野生酵母菌株のビール醸造適性評価に係る論点整理」
酒類総合研究所広報・産業技術支援部門・部門長　日下一尊

本研究会は、岡山大学ダイバーシティ推進本部男女共同参画推進室から予算の支援により開催の運びとなりました。お問い合わせは、小野千由貴（岡山大学農学部・特任助教 chi-ono@s.okayama-u.ac.jp）まで。