細胞システム化学・守屋研究室

岡山大学 大学院 環境生命自然科学研究科 地球環境生命科学学位プログラム 農芸化学コース / 農学部 農芸化学コース

“細胞レベルのシステム生物学を農芸化学の視点で追究する”

本研究室では、酵母を対象とし、過剰発現という摂動を使い、細胞というシステムの設計原理を理解したいと考えています。

具体的には、「過剰発現すると害をなすタンパク質はどんなものなのか? 」、「過剰発現すると害をなすタンパク質は細胞にどんな悪さをするのか?」 、「過剰発現すると増殖に有利に働くタンパク質とは?」、を調べることから細胞システムの成り立ちを考えるテーマが進行中です。

本ページでは、研究室のメンバー研究テーマ研究室の備品などを紹介しています。本研究室での研究に興味がある方は、酵母を使った研究やシステムバイオロジーに興味がある方、気軽にご連絡ください

研究室ニュース

2025.4.1 Christian Landry氏、Kimberly Reynolds氏との共同研究がHuman Frontier Science ProgramのResearch Grantsに採択されました

2025.4.1 守屋と難波君がトロント大学(Charles Boon研究室)とケベック大学(Christian Landry研究室)を訪問しました。難波君はトロントで3ヶ月の訪問研究をします。

難波君のLandry研でのセミナー後、Christianと。この後、守屋はセンターでのセミナーをしました。

2025.3.25 難波君(博士後期課程早期修了)、阿部さん(博士前期課程修了)、金居さん・村瀬君(農学部卒業)、おめでとうございます。みんな研究室に残ります。

阿部さんは日本農芸化学会中四国支部奨励賞(学生部門)、研究科長賞を受賞しました。

2025.1.21 コスモバイオのHPに2023年9月の公開講座のレポートが掲載されました

2025.1.18守屋研の歴史を振り返り未来を考える」の作成を開始しました。

2024.12.21 第一回 “自然ビール酵母”研究会を開催しました。60名以上の方に参加頂き、大変充実した会になりました。講演者・参加者の皆さんありがとうございました。

小野特任助教による開会挨拶
研究会最後の総合討論
懇親会には守屋研で作った「小野ビール」を出しました

2024.12.13 ブリティッシュコロンビア大学教授の徳力伸彦先生にお越しいただき、第237回 農芸化学特別セミナー「新規酵素、代謝経路の進化ダイナミクス」を行って頂きました。

2024.12.12 特任助教の小野が主催で、12月21日(土)に第一回〝自然ビール酵母”研究会を開催します。参加登録等の詳細はこちらのページから。

2024.11.30 元さきがけ「生命システムの動作原理と基盤技術」領域・終了後ワークショップ(懇話会2024)を岡山コンベンションセンターで行いました(守屋は幹事をしました)。

2024.11.29 第47回 日本分子生物学会でシンポジウム「システム生物学大反省会」を行いました(守屋は東大の姫岡さんとオーガナイザーをしました)。

2024.11.11 第41回YEAST WORKSHOP@鹿児島に参加、村瀬君が優秀発表賞、を受賞しました(樋口さんは「飲み過ぎたで賞」をいただきました)。

2024.11 出芽酵母で最強プロモーターを開発した論文がFEMS yeast researchに掲載されました

2024.9.11 難波君が第57回酵母遺伝学フォーラムでFly High Awardを受賞しました。

2024.8. 究極的に無害なタンパク質を探し、それが大量発現した際に生じる酵母細胞への影響を調査した論文がeLife誌のreviewed preprintとして掲載されました

2024.6. GFPを3つ連結させたタンパク質(3xGFP)の過剰発現により酵母細胞内で形成される巨大凝集体の性質を調査した論文が Journal of Cell Scienceに掲載されました

2024.4.19 こうぼ博士の毎日研究! – LINE スタンプ (阿部さん作)、リリースです。

2024.3.25 藤田さん、橋本さん、樋口さんが卒業、おめでとうございます(3人とも進学なので研究室に残ります)。

2024.3.24 広島大学の船戸先生との共同研究がFEBS Lettersに掲載されました。守屋が小胞輸送のモデリングでお手伝いさせていいただきました。

2024.2.6過剰発現プロファイリングADOPT法を用いたS.cerevisiaeのワイン醸造用ブドウ果汁への適応性評価」を岡山大学農学部学術報告(農学部学術報告 113巻)に発表しました。

2024.1.22 Université LavalのChristian Landry先生にお越し頂き、第231回農芸化学特別セミナー「Non-adaptive gene duplication contributes to the organization of cellular networks」を行って頂きました。

2024. 1.4 ハイデルベルグ大学に留学中の石川浩史さんが来訪、セミナーを行って頂きました。

2024.1 守屋がバイオサイエンスとインダストリー誌の2024年1月号に「遺伝子過剰発現プロファイリングによる酵母の増殖制限因子の探索」という解説記事を書きました。

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