学生発表賞の記念品は「備前焼メダル」です!
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酵母遺伝学フォーラムでは、毎年の研究報告会で学生発表賞の表彰が行われます。最近は、口頭発表賞とポスター発表賞が何人か選ばれるようになっています。さらに、口頭発表の中で特に優れた発表をした1名に対しては、「Fly High Award」という、海外の学会参加費を支援する副賞がある賞が与えられます。これは近畿大学の杉浦先生のご寄付により、最近新しく作られた賞です。
さて、この学生発表賞の受賞者には、世話人が選んだ何らかの記念品が与えられる慣例となっています。私も今回の世話人として、何か「とても記念品っぽい記念品」を差し上げたいと思いました。で、世話人になることが決まってから、「これができたらいいな」と目論んでいたものがありました。
それが、「備前焼メダル」です。備前焼は、岡山県を代表する伝統工芸品で、釉薬を使わない土そのものの質感が特徴です。今思い出せば、岡山出身の私の実家にも備前焼の壺がゴロゴロあり、その「土っぽさ」もあって、子どもの頃にはあまり価値が分からなかったというのが正直なところです。
ですが、私も年齢を重ねたからか、美味しんぼ(88巻)で海原雄山が備前焼の良さを紹介したのを若い頃に読んだのが今になって効いてきたのか、あるいは郷土愛に目覚めてきたのか、とにかく最近は備前焼を推しています。
肌が微細な備前焼でビールやコーヒーを飲むと美味しくなるなんていう話もありますが、それ以上に、こういう伝統的な器を使っていると、なんか心が豊かになった気がするんです。

また余計な前置きが長くなってしまったのですが、備前焼メダルを記念品にしたいと考えたのは、私自身が岡山マラソンの完走記念品で備前焼メダルをもらっていたからです。「備前焼がこういう風に価値を持つのか」、と感心しました。

2015年と2016年、・・・10年前ですね。フルマラソン、とてもつらかったです。でも、そのゴールに見あうメダルです。
これをなんとか学生発表賞の記念品にできないか、そう考えて、岡山研究会の告知の準備で「ほのはちゃん」を使わせてもらう際にやりとりした備前商工会議所に聞いてみました。紹介して下さったのは、岡山マラソンのメダルを制作されている好本敦郎さんでした。連絡を取ったところ、なんと快く引き受けてくださいました。
その後、何度かデザインなどやりとりして、先日完成したという連絡を頂き、昨日、備前焼の里ー伊部の工房に受け取りに行ってきました。

制作して頂いたメダル、期待以上、これぞ焼き物の一品物の価値、素晴らしいです! 素敵な木箱もつけて頂きました。メダルを下げる真田紐、これも岡山の名産品です。

それで、どんなデザインのメダルができたかということなのですが、 ・・・それは、当日のお楽しみということで。学生の皆さんはこのメダルを手に入れるために頑張って研究と発表に励んで頂けばと思います。
備前焼は岡山県のいろいろなお土産店で買うことができます(岡山駅や岡山空港でも買えます)。JR伊部駅(岡山駅40分ほど)の周りにはたくさんの工房や展示場があるので、焼き物に興味がある方はぜひ行って見てください。
ちなみに、(私が考える)岡山を代表するもう一つの名産品にデニムがあります。私の出身地でもある児島は国産ジーンズ発祥の地ともいわれていて、「ジーンズストリート」が有名、さまーずのYouTubeチャンネルでも紹介されました。
私も郷土愛を示すため(?)、ずっと児島のデニムを履いています。今回、デニムでも記念品を作れないかと児島の商工会議所に問い合わせたのですが、企業を紹介してくれはしたものの、その先に進めなかったのでいったん諦めました。ジーンズ・デニムに興味がある方は、JR児島駅(こちらは岡山駅から20分ほどです)に行って見ても良いと思います。児島は瀬戸大橋にも近く、瀬戸内海がきれいに見えます。
学生発表賞の記念品を紹介するはずが、なぜか岡山の名産品の宣伝みたいになってしまいましたが、いずれにせよ皆さんの岡山研究会の思い出になってもらえれば幸い、ということでご了承ください。