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2010-04-142011-04-28

酵母 [究極の細胞]

柳田充弘先生がまとめられた酵母 [究極の細胞]という書籍がある。

酵母―究極の細胞 (ネオ生物学シリーズ―ゲノムから見た新しい生物像)

酵母―究極の細胞 (ネオ生物学シリーズ―ゲノムから見た新しい生物像)

  • 作者: 柳田充弘
  • 出版社/メーカー: 共立出版
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本
  • クリック: 9回
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残念ながら絶版になってしまい、今アマゾンで購入しようと思うと中古で一万円以上の値がついている。それはさておき、酵母がなぜ「究極の細胞」と称されるのであろうか?

この本の「はじめに」から引用する。

どうして、酵母はそのような名誉ある称号を得ることができたのでしょう。酵母とは、ビールやパンを作るのに役立つ微生物というのが世間の常識のはずなのに。しかし、知る人ぞ知る、酵母細胞の研究が、真核生物といわれる生きもの(ヒトもその一種)についての全般的な知識を根底から変えたのです。

-中略ー

酵母の遺伝子研究、構造と機能の細胞生物学、細胞周期・細胞増殖の研究、さらにはゲノム解析、DNA全塩基配列の決定が決定打となりました。がんやエイズ、プリオンの研究、たくさんのヒトの遺伝病、さらには単細胞のくせに多細胞の体制形成の研究にまで進出して、重要な貢献をなしています。あきれるほど役に立つヤツです。

ー中略ー

酵母で得られた知識が生命科学全般に与えた大きな影響の根本原因は、「酵母で見つかったことは、ヒトの細胞でもおおむね似たことが見つかる」ということにつきます。

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