Skip to content
酵母とシステムバイオロジー
酵母とシステムバイオロジー

A Blog for Yeast and Systems Biology

  • このサイトについて
  • 新着記事
  • サイトマップ
酵母とシステムバイオロジー

A Blog for Yeast and Systems Biology

2010-02-08

”Robustness: mechanisms and consequences”

Joanna Masel1 and Mark L. Siegal

doi:10.1016/j.tig.2009.07.005

Trends in Geneticsに昨年8月に発表されたレビュー。私は著者の2人を知らない。生物のロバストネス研究ついては、C.H. Waddingtonのキャナリゼーションから始まる遺伝学の長い歴史がある系統と、工学の制御理論の方から派生した、J. Doyleや北野宏明の新しい系統がある(ちなみに私は遺伝学者だが、後者の流れを汲んでいる)。

この論文は、前者の流れ。

変異に対するロバストネスは、生命システムの設計原理なのか、あるいは環境への適応の副産物なのか?

“Capacitor”の概念とともに解説されている。

facebookShare on Facebook
TwitterTweet
(Visited 354 times, 1 visits this week)
システムバイオロジー ロバストネス 論文

投稿ナビゲーション

Previous post
Next post

Related Posts

遺伝子発現量を正確に予言するAIが生まれた(1/n)

2022-06-052022-10-22

震撼ものの論文の紹介です。前回…

Read More
エッセイ

濃度依存的な液相分離はタンパク質の発現上昇にともなう毒性の原因となる

2016-07-252017-08-14

A Concentration…

Read More

遺伝子の必須性は細胞の進化可能性にリンクした定量的特性である

2016-01-14

Gene Essentiali…

Read More

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

3 × 2 =

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

人気の記事

  • 出芽酵母と分裂酵母の基本知識 (84)
  • 論文の図とレジェンドに見る悪しき伝統 (104)
  • 大腸菌の形質転換ではヒートショックも後培養もいらない(こともある) (37)
  • ナノポアシーケンサーMinIONインプレッション (34)
  • シリーズ過剰発現・第5回「過剰発現に用いられるプロモーター」 (23)
  • 微生物実験でのイエローチップの(驚くべき)使い方 (9)
  • 岐路に立つ酵母の栄養要求性マーカー (14)
  • シリーズ過剰発現・第1回「過剰発現とは?」 (13)
  • きっとうまく行くプレゼンスライドの作り方 (13)
  • シリーズ過剰発現・第3回「過剰発現を起こす3つの方法 」 (13)
©2025 酵母とシステムバイオロジー | WordPress Theme by SuperbThemes