暗闇で光る酵母(のモデル)は相当かわいい

また3Dプリンターのエントリーです。

最近起きた出来事。

1)同僚のS先生が3Dモデリングソフトを導入し、試験管立てを3Dプリンターで作成された。さらに夜光の3Dプリンター用のフィラメントを入手された。

2)私に、出芽酵母の立体構造モデルを作る依頼があった(依頼自体はその後キャンセルになった)。

ということで、年度末、酵母細胞のモデルをデザインして、夜光のフィラメントで打ち出してみました。デザインには、123D Designというフリーソフトを使いました。

yeast_model

3Dプリンターで打ち出した出芽酵母(守屋デザイン)

 

光る酵母のモデル

 

自分で言うのも何ですが、相当かわいいです。

これまで私が打ち出してきた数々のタンパク質模型に全く興味を示さなかった家族や学生へのウケも大変良い。大抵皆ほしがります。

私たち酵母研究者は、「酵母はカワイイ」といつも言っています。先日岡山に来られたCharlie Boone先生も、盛んに「このネック(細胞の間のクビレ)がいいんだよ〜!」と仰っていました。しかし、酵母研究者以外には、たいてい伝わりません。

それがこのモデルを見ると「たしかにカワイイ」と言ってくれるのです。私は酵母の可愛さが実証された(?)事に大変な喜びを憶えます。

ただ、この酵母のデザイン、球が2つつながっているだけに見えますが、そこは酵母を知っていなければできない相当なこだわりがあったりします。自画自賛ですが、生物学的に正しくて、かつ酵母が最も可愛く見える状態を目指してデザインしてあります。

上記のS先生(ウーパールーパー研究者)が、この酵母モデルのデータを使って別のオブジェクトを作ってくださったのですが、その際に酵母の形が歪んでしまっていていて、全く生物学的に正しくない、「可愛くない形」になってしまいました。

ですが、S先生にはその違いがわからんのです。

出芽酵母の形は単に球が2つくっついているだけじゃないんです。カワイイと思わせる「歪み具合のバランス」があるのでしょう。

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