ブラックライトで蛍光を発する蛍光タンパク質モデルを3Dプリンターで作ってみた

以前、3Dプリンターを使ってタンパク質の立体構造モデルをプリントするエントリーを書きました。

その後も着実に(?)色々なタンパク質を打ち出してきました。

酵母の解糖系酵素タンパク質

Yeast Glycolytic Proteins

 

GFPとGFP結合タンパク質

GFP & GFP Binding Protein

 

緑色蛍光タンパク質(EGFP)と乳清タンパク質(アルブミンとグロブリン)―バリ付き

GFP & Whey proteins

 

その他もろもろ。デスク横の棚の上はタンパク質のモデルがゴロゴロとあります。

今まで打ち出した中で一番かっこよかったのはグルタミン酸受容体です。

Glutamate Receptor

 

最近、以前のエントリーをご覧下さった業者に電話をいただき、「ブラックライト(紫外線)で発光するフィラメントがあるのだけれど使ってみませんか」と言われました。

色は、緑・青・赤・黄色があるとのこと。「これで蛍光タンパク質プリントしたらまさに蛍光タンパク質じゃん!」と思った私は早速サンプルを送っていただきました。

緑・青・黄色GFP・BFP・YFPに対応するだろうということでGFPの3D構造で作りました。赤はRFPの中でもよく使われるmCherryの3D構造で作りました。

打ち出したらこんな感じ。ブラックライトを当てていないときでもGFPは若干緑っぽいです。mCherryはGFPと少し形が違うんですね。

ブラックライトを当てていないBFP, GFP, YFP, mCherry

 

さて、ブラックライトをあててみます。電気泳動で分離したDNAを見るために使う装置で下から照らしてみます。

ブラックライト照射で光るBFP, GFP, YFP, mCherry

 

こりゃ綺麗やわ!

いつもは私が次々と打ち出すタンパク質のモデルに一切興味を示さない学生どもがわらわらと集まってきました。光るって大事。

 

使ったのはセントラルテクノ株式会社のルミシスフィラメントです。一般的なABS樹脂と同じ条件でプリントできました。

 

(Visited 495 times, 5 visits this week)

1 Comment

  1. Pingback: 「モデル」としてすばらしいリボソームの3Dモデル | 酵母とシステムバイオロジー

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください