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酵母とシステムバイオロジー
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2011-05-182011-05-18

Uri AlonによるSystems BiologyのLecture

1人で独自の「システムバイオロジー」を作り上げた、Uri Alonという人物がいる。私が知っている彼のもっとも大きな業績は、ネットワークモティーフとフィードフォワードループの役割なのだが、もちろんそれにとどまらない。

ほぼ彼の行った仕事だけからなる「An Introduction to Systems Biology -Design Principles of Biological Systems」という教科書がある。邦訳で「システム生物学入門 -生物回路の設計原理-」というタイトルで出版されており、私も大学院の講義の教科書として使っている。

私のような生物学出身のものにとっては数学がかなり厳しい、Uri Alonの作り上げたSystems Biologyであり俯瞰性はない、といった、問題(?)はあるものの、「生物回路の基本原理」を体系的に身につけるにはこの上ない教科書であろう。ウェブの検索上では、かの日本の数理生物学の大家、巌佐庸先生(九州大学)もこの教科書で集中講義をされているようだ。

この教科書は、彼がWeissman Instituteで数年間にわたって行ってきた講義の内容をまとめたものらしい。

そして、なんと現在、彼自身が行っているSystems Biologyの講義が、Youtubeで公開されている!それも、この講義は現在進行形で進んでおり、90分の講義が毎週アップロードされているのである。

受講生には、生物系、物理系、工学系の大学院生が混ざっており(システムバイオロジーの特徴ともいえる)、いかにして学際分野での講義を行うかについても非常に参考になる。学生のリラックスのさせ方も興味深い。(ちょっとこっぱずかしいが)最初の講義の冒頭では音楽も流れている。

以下は第一回のレクチャー。現在第五回までアップロードされている。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Z__BHVFP0Lk&feature=relmfu[/youtube]

第二回 第三回 第四回 第五回

おそるべしUri Alon。

ちなみに私も一度だけ彼の講義を受けたことがある。まるで俳優のようなかっこよさだった。

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