和製英文誌のインパクトファクターをあげる努力

昨日、とある和製英文誌の実質上のEditor-in-chiefをされている方に話を聞く機会があった。

そのジャーナルは、インパクトファクターが4点台後半、和製英文誌としては、非常に高いインパクトファクターを維持している。鳴り物入りで出版が始まった某国内最大級の学会が発行する英文誌の凋落と比べると目を見張るものがある。

彼が考えるその「秘訣」は、投稿された論文に対して、特に日本人が行ったレビューと日本人エディターのコメントの「英語表現の校正」なのだそうだ。

日本人の英語表現は、特にリジェクトの時に非常にキツい表現になりやすいらしい。また、自分自身のレビューコメントの英語がひどいのに、「この論文の英語はひどい」とコメントするレビューアもいるらしい。そういう英語を一つずつ手直しをして、たとえリジェクトされても、「正当に評価された」と著者に思われる努力をしているらしい。そうする事でこの論文誌に世界中から論文を投稿してもらえるようになるのだと。

このような大変な作業を、彼は1人ですべてやっているのだそうだ。並大抵の事ではない。それには、彼の「大学院生が英語で書いた修士・博士論文を校正する」という長年の経験もすくなからず役に立っているとの事。

ちなみにこの人物は私の大学院の指導教官である。

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